シロアリポリス

FAQ

シロアリの種類と生態

なぜシロアリは家を食べるの?

家の部材である木材にシロアリの食料になるセルロースが含まれるためです。セルロースは非常に分解、消化がしにくい物質ですが、シロアリは腸内の微生物の働きによって栄養とすることができます。

シロアリの被害にあうとどうなるの?

柱、梁、壁、床、天井、土台などが食われ、木材がスカスカ、ボロボロになります。
家の強度が低下し、地震の際には倒壊の危険性が増します。
毎年、羽アリとなって被害を拡大するため、近所に迷惑がかかる可能性もあります。

シロアリの被害を受けやすいのはどんな家?

家の外部は木製のフェンス・垣根・ウッドデッキがあることや、切り株・古材・ダンボールが放置してあるなどで、家の内部は水漏れ、雨漏りの箇所がある、床下の湿気が多い、浴室が古い在来工法の場合はシロアリの好む環境であるため要注意です。

日本の代表的なシロアリとは?

日本の代表的なシロアリについて全国の分布図とともにご紹介いたします。
ひとくちにシロアリと言ってもそれぞれに特徴があり、駆除方法も異なります。

イエシロアリ

関東以西に生息します。 地下を移動しながら樹木などに含まれるセルロースを加害するので「地下シロアリ」と呼ばれています。
イエシロアリは、地中や建築物の中などに塊状の巣を作り、水を運ぶ能力に長けているので比較的乾いた木材まで移動して食害することができます。
巣(コロニー)は大きな物では100万頭に達する巨大なものです。 6〜7月の風の無い夕方から夜にかけて、数千〜数万の羽アリがいっせいに飛び立ち、電灯などに集まります。

イエシロアリの分布図

ヤマトシロアリ

日本全土にみられるのがヤマトシロアリです。 こちらも地下を移動しながら樹木などに含まれるセルロースを加害するので「地下シロアリ」と呼ばれています。 ヤマトシロアリは、地中を移動し、土中や木材の加害箇所が巣となります。 多湿なところを好み、一般家屋では台所、風呂場などの水場周りに被害が多く見られます。 羽アリは4〜5月、雨の日の翌日の晴れた日に、お昼前あたりから飛ぶことが多いです。

ヤマトシロアリの分布図

アメリカカンザイシロアリ

日本では1976年に初めて発見され、現在では日本全国に広まっていると考えられています。 乾燥材を加害して、家屋の屋根裏、窓枠や柱、畳、時には家具からも発生します。
加害材の孔(トンネル状の穴・蹴り出し穴)から、乾燥した俵状のスジの入ったケシの種に似た糞粒を排出します。
地下シロアリと違い、乾燥材にほんのわずか含まれる水分だけで生きていけるシロアリで、加害場所がコロニー(巣)を兼ねます。
そこから羽アリが群飛(巣立ち)し、外敵がいない屋根裏、壁内、床下等の環境下で新たな女王がたくさん誕生し、繁殖力がどんどん増していきます。
数年で建物全体に広がっていきますが、駆除をするためには、壁の仕上材を剥がすなどの作業をしながら、柱や梁などに取り付いた当該シロアリを駆除していかなければならず、駆除費用は莫大な金額になることが多いです。
羽アリの群飛は、6〜10月に小規模ずつ何回も発生し続けることが多いですが、暖房している室内では羽アリが1年中発生する事があります。 木製の家具の中に営巣したまま移動され、移動先で繁殖、被害拡大するケースも見られます。

アメリカカンザイシロアリの分布図

シロアリの生態とは?

女王シロアリから生まれた卵は幼虫になり、それぞれの役割が一定の割合になるように変化していきます。
羽アリが群飛する際に外部へ飛んでいき、新たな場所で新しいコロニーを形成し、その勢力を拡大していきます。

シロアリの生態

シロアリが飛び立つシーズンはいつ頃?

普段家の中に潜んで目にすることのないシロアリは、羽アリになり飛び立つ時が発見しやい時期です。
シロアリ駆除の連絡や依頼もこの時期が最も多くなります。

そこで日本の代表的なシロアリ3種の飛来時期についてご紹介します。
イエシロアリ、ヤマトシロアリ、アメリカカンザイシロアリでそれぞれ飛来時期が異なります。

シロアリの種類飛来時期
ヤマトシロアリ4月~5月
イエシロアリ6月~7月
アメリカカンザイシロアリ6月~10月

羽アリを発見した場合は近くにシロアリの巣があるケースが考えられます。
似たような姿でクロアリの羽アリの場合もありますので、上の図を参考に確認してください。
クロアリの羽アリも4月から10月に飛来しますので見間違えにご注意ください。
こちらはヤマトシロアリの羽アリの動画です。
どんな姿なのかご参考にしてください。