築25年ほどの既存の木造住宅にて床下にヤマトシロアリの被害があった物件の対応事例です。基礎は防湿コンクリートが打設された布基礎構造のお宅でした。床下に蟻道が確認でき、シロアリの生息も確認できました。生息箇所や蟻道には応急処置としてアルトリセット200SCを注入して駆除を行ない、後日あらためて伺い、被害があった木部にホウ酸水溶液を注入処理し、床下木部、基礎立ち上がりにもホウ酸水溶液を噴霧処理して予防対策を行いました。基礎の貫通配管の隙間や水抜き穴、打ち継ぎ部の隙間などはホウ酸が配合されたボレイトシールやボレイトフィラーで塞ぎ、物理的な侵入経路の遮断処理も行いました。また、玄関土間やポーチにはアルトリセット200SCを注入し、土壌改良も行いました。