築40年以上の床下に防湿コンクリートが打設されている既存の木造住宅にて、基礎防湿コンクリートの隙間からイエシロアリが侵入していた案件の対応です。防湿コンクリート上に床組を直接設置していて、床下空間も確保されていないため建物全体に被害が及んでいました。床組を解体した後アルトリセット200SCを蟻道内部に直接注入して駆除処理を行いました。その後は床合板、根太、大引などをホウ酸で予防処理。改修工事後も床下を点検できるスペースがないため効果が持続するホウ酸で処理を行ないました。