築35年の木造住宅でアメリカカンザイシロアリの駆除をおこなった案件です。基礎は布基礎構造でした。和室上の小屋裏は薄い板1枚なので、先ずは足場を組まないと作業が出来ない状態になっていました。足場を組んだ後、被害箇所にホウ酸の水溶液を徹底的に注入することが駆除作業となります。さらに駆除が完了した後は予防処理として、ホウ酸水溶液を木材表面に噴霧処理を行います。最後にホウ酸の粉を撒くダスティング処理をして終了となります。被害は室内や、普段確認出来ない小屋裏などに広がっていましたが、被害の程度は薄く広くという感じで、柱や梁の交換までは必要なかったのが不幸中の幸いでした。