築100年ほどの古民家物件における案件事例です。床組の新設リフォームを計画されているとのことから調査の依頼がありました。基礎は防湿コンクリートのない布基礎で、床下でヤマトシロアリの生息を確認しました。基礎から束や土台にかけて被害があり、床組み材や断熱受材まで被害が及んでいました。また、木材には腐れも見られました。後日、被害のあった土台と被害束へはアルトリセットを穿孔注入、また、新設の床組み材へはホウ酸処理にて予防対策をおこないました。さらに外周土台と束の被害箇所へもアルトリセットを注入し、土台周辺にも散布をおこないました。