築10年ほどの既存の木造住宅にて窓枠まわりから羽アリが出たとのことで調査に伺い、基礎内断熱材にカンモンシロアリと思われる被害を見つけました。基礎貫通部から侵入したものと思われます。まずは基礎貫通部など基礎周りの隙間をホウ酸が配合されたボレイトシールやボレイトフィーラーで塞ぎ、地下からのシロアリの侵入経路を遮断する処理を行いました。そして、被害個所にホウ酸水溶液を穿孔注入処理し、床下全体にもホウ酸水溶液を噴霧処理して予防対策を行いました。また、玄関土間や周辺土壌にはアルトリセット200SCを用いて土壌改良も行っています。