お寺の施工案件です。築150年程の本堂にシロアリ対策としてボロンdeガードを採用いただきました。床下はもちろん土です。古いシロアリの痕はありましたが新しい被害は見られませんでした。床下が高いので通気はいい状態でした。ご住職曰く、「お寺の檀家さんは減る一方だがお寺は維持していかないといけない。高い費用を5年ごとにかけてそれを檀家さんに負担してもらうことが難しくなっている。ホウ酸で処理すれば今後、5年ごとの薬剤処理は必要ないので施工をすることに決めた。」とのこと。また、不特定多数の方が集まるお寺では薬剤を使うことに抵抗があり、アレルギーや体の弱い方に何か影響があっては大変とのことでホウ酸を採用してもらったようです。床下全体にホウ酸水溶液処理。雨掛かりしない軒の垂木にはムシ対策を含めホウ酸水溶液処理。床下の通気は良いが山手の方は湿度を感じるので腐れがあって取替えをされた箇所はボレイトスティックの設置を行いました。また、小屋裏にもムシ対策のためダスティング処理を施しました。