築28年ほどの布基礎構造の木造住宅でヤマトシロアリの被害があった事例です。玄関土間から侵入し、根太・床材を介して、寝室収納枠に割れを発見しました。床下の玄関土間土留めは木製で、木桟の食害がひどく、表面の木肌が残されているだけの部材もありました。また、根太も約4mほど食害が進んでいました。木部(土台・大引・根太)にはホウ酸(ティンボアPCO)の水溶液を注入処理し、土留めを貫通し玄関土間下の処理はアルトリセット200SCを注入処理しました。