ホウ酸処理はDIYでも可能ですが、床下作業には体力と気力が必要です。特にシロアリ対策として行う場合、適切な薬剤選定と正確な施工が重要です。一度の処理で効果を長期的に持続させるため、手抜きのない丁寧な作業を心がける必要があります。
外周、室内、床下をチェックし、シロアリの侵入や被害の兆候を確認します。
健康に配慮したホウ素系認定薬剤(例:「シロアリホウ酸水™BHK-1870」)を選びます。市販のホウ酸は水に溶けにくいため不向きです
基礎周辺の隙間を「防蟻気密シーリング材 ボレイトシール®︎」や「防蟻気密パテ ボレイトフィラー®︎」、「ホウ酸防蟻充填材 ボレイトコーク™︎」で塞ぎ、シロアリの侵入を防ぎます。
木部にホウ酸水を2回処理します。1回目が乾いた後に2回目を施工する必要があり、乾く前に連続して2回目を処理することはできません。
雨漏りや結露によるホウ酸の流出に注意し、5年ごとに床下を点検しましょう。
ホウ酸処理は専門的な知識や技術が求められる部分もあるため、蟻害がすでにある場合や兆候がある場合はプロに依頼するのが安心です。経験豊富な施工士に任せれば、より確実なシロアリ対策が可能です。
殺虫剤業者はホウ酸処理の知識が不足している場合が多く、不適切な対応で効果を損なう可能性があります。専用の検索サイト「シロアリポリス」からホウ酸処理のスペシャリストを見つけるのが推奨されます。
ホウ酸処理はDIYでも十分可能ですが、専門家に依頼する方が確実です。重要なのは、薬剤選定と正確な施工、そして定期的なメンテナンスです。最上級のホウ酸処理を意識して、シロアリの侵入を完全に防ぎましょう。
DIYにも対応できるホウ酸製品を幅広く取り揃えています。