私たちの活動

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  防腐防蟻処理に「ホウ酸」を使用
  ホウ酸は天然の無機鉱物で、古くから目薬などで使用されてきた殺菌効果のある物質です。ホウ酸団子で知られるように、シロアリを含む昆虫には食毒として作用しますが、腎臓を持つ人間や犬や猫などの哺乳動物には害のない安全性の高い処理剤です。
  また、無機物であることから揮発せず、空気を汚さないのはもちろん、効果が長期に渡って持続するため、用法用量を守って施工を行えば再処理する必要がありません。安全で効果が長持ちし、しかも経済的な防腐防蟻方法です。

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  1次防蟻、2次防蟻・防腐という考え方
  屋根やサッシ周りなどの防水の世界では、1次防水、2次防水という考え方が常識になっています。対策を重ねることでリスクを限りなくゼロに近づけようという考え方ですが、同じく自然が相手の防腐防蟻の世界でも、私たちはこの考え方が大切であると感じています。
  具体的には、1次防蟻とはシロアリの物理的な侵入経路を遮断する処置を行うことです。そして、ホウ酸による木部処理が2次防蟻・防腐と呼んでいる処置になります。たとえベタ基礎であっても隙間がないわけではありません。ボレイトシールやボレイトフィラーは、そのための材料となります。

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  自分の家だと思って施工を行う
  どんなによい材料であっても、きちんと施工されていなければ意味がありません。とくに自然素材であるホウ酸はきちんとした効果を発揮させるためには用法用量を守り、雨に濡れないように注意して施工を行う必要があります。
  私たちが現場に入る際のモットーは「自分の家だと思って施工する」ことです。ホウ酸処理をきちんと行える機会は構造部材が現しになっているタイミングだけです。やり直しができない処理であることから、できるだけ余裕をもって丁寧に施工するよう心掛けています。