昆虫同定サービス「この虫、しろあり?」に届いた写真をご紹介します。
この虫、しろあり?↓
https://borate.jp/special/line.php#anchor04
写真が小さくて判別しにくいですが、これはヒメマルカツオブシムシの幼虫ではないでしょうか。ヒメマルカツオブシムシは、コウチュウ目カツオブシムシ科に属する昆虫で、乾物や毛織物につく害虫の一つです。体形は短い楕円形で体はやや腹背に扁平ながらも厚みがあり、背面は細かな鱗状の毛が全体を覆っていて、全体に灰黄色に見えます。幼虫は太めの円筒形で、成熟すると体長4mmに達します。害を及ぼすのは幼虫で、成虫は花によく集まります。日本全土で見られ、世界中に分布しています。幼虫は動物質の繊維や角質を食べる害虫で、毛糸や絹などの衣類、毛皮製品、動物や昆虫の乾燥標本、剥製などを食害します。古くは製糸工場で繭に被害が出るなど、生糸産業で重要な害虫とされていました。
なお、身の回りでシロアリを見つけたら被害が拡大する前に、信頼できるシロアリ駆除業者だけを紹介している「シロアリポリス」へ今すぐご相談ください。
シロアリポリス↓
※昆虫の同定に関しては専門家による回答ではないため間違っている可能性があることをあらかじめご了承ください。なお、間違いにお気付きの方は参考までコメントをいただければ幸いです。