築17年ほどの防湿コンクリートが打設された布基礎構造の既存の木造住宅にてヤマトシロアリの被害があった物件の対応事例です。室内の壁が食害されていました。床下にも複数の蟻道が確認でき、シロアリの生息も確認できました。応急処置としてアルトリセット200SCを蟻道に流し込み駆除を行い、後日あらためて予防対策を行いました。基礎周りの隙間をボレイトシールやボレイトフィラーで塞ぎ、シロアリの侵入経路を遮断する処理を行い、基礎立ち上がりと床下木部にホウ酸水溶液を噴霧処理しました。また、玄関土間にはアルトリセット200SCを穿孔注入し土壌改良も行っています。
