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vol.1 小さい羽アリはシロアリ?黒アリ?シロアリだった場合の対処の仕方もご紹介します

もし、家に出た小さい羽アリがシロアリだった場合の対処法についてご紹介します。
シロアリを駆除するには、専門の駆除業者に依頼するのが最も確実な駆除の方法です。
放置してしまうのはNG。
シロアリが建物の土台部分に棲みつくと、地震などで建物が倒壊してしまう恐れがあります。そうした被害を防ぐためにも、シロアリは早めに対処が必要になってくるんですね。

小さい羽アリはシロアリ?黒アリ?シロアリだった場合の対処の仕方も紹介します

家の中で羽のある小さいアリを見つけると、「もしかしてシロアリ?」と心配になる人もいるのではないでしょうか。

しかし、羽のある小さいアリだからといってシロアリかどうかは分かりません。シロアリと黒アリは混同されやすいですが、羽のある小さなアリをよく見ると黒アリの場合が多いです。

見つけた羽アリがシロアリだった場合、住宅に被害を及ぼす危険性があります。ここでは、羽のある小さなアリがシロアリなのか黒アリなのかを見極める方法と、なぜアリがいると注意が必要かを説明します。

家に出る小さい羽アリはシロアリ?

家に出る羽のある小さなアリはシロアリなのか、見分けることで対処の方法が変わります。まずは季節から見ていきましょう。

基本的には羽アリは、害の少ない黒アリが多く見られます。黒アリは、シロアリよりも発生期間が長く、秋に見かける羽アリはほとんどが黒アリです。

では、住宅への被害が心配されるシロアリの羽アリが発生するのはどんな時でしょう?時期と地域を確認してみましょう。

名称 時期 生息地域
ヤマトシロアリ 4月~5月 ほぼ日本全国
イエシロアリ 6月~7月 関東以西の温暖な地域
アメリカカンザイシロアリ 4月~11月 全国に広く薄く生息

シロアリと黒アリの見分け方

小さな羽アリが家に出たら、シロアリなのか黒アリなのか気になってしまうもの。シロアリと黒アリには異なる特徴があり、両者を見分けることが可能です。それでは、シロアリと黒アリの見分け方を紹介します。

シロアリの羽アリの特徴


シロアリの羽アリの特徴は以下の通りです。

羽の大きさ 薄く、前後の羽がほぼ同じ大きさ
触角 数珠状
くびれがなく寸胴

シロアリの羽アリは、胸部と腹部の間にくびれがなく寸胴です。羽が前に2枚、後ろに2枚付いていますが、4枚の羽の大きさはほとんど同じ大きさをしています。頭部からは触角が伸びており数珠状です。また、羽が取れやすい特徴もあります。

黒アリの羽アリの特徴

黒アリの羽アリの特徴は以下の通りです。

羽の大きさ 厚く、後ろの羽より前の羽が大きい
触角 くの字型
胸部と腹部の間にくびれがある

黒アリの羽アリは、頭部・胸部・腹部が見た目にもはっきりと分かれており、胸部と腹部の間はくびれて細くなっています。公園など身近な場所でよく見かけるアリの形です。

シロアリより厚い羽が前に2枚、後ろに2枚付いていますが、前の羽の方が後ろの羽よりも大きいです。頭部から伸びている触角はくの字型で、羽は引っ張っても取れにくいです。

シロアリだった場合の対処の仕方

シロアリの特徴から区別する

業者に依頼する前に、シロアリを見慣れていない人でも特徴から種類を判別することもできます。種類を知ると自分でも駆除することが可能になります。
シロアリは、種類によって駆除方法が異なります。
日本では主に3種類のシロアリが生息しています。
ヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリです。
それぞれ違った特徴を持つシロアリ。
万が一、シロアリの羽アリを見かけたときに参考にしてください。

種類 羽アリの特徴
ヤマトシロアリ 体が黒く胸の一部が黄色で、羽はグレー
イエシロアリ 体が茶色で、羽は透き通った白
アメリカカンザイシロアリ 頭と胸が赤褐色で、体は黒。羽はやや黒っぽい

日本ボレイト株式会社では、シロアリなどのLINEによる無料診断をしています。昆虫同定サービスといい、公式LINEを登録後、写真や動画で気になる虫の写真を送ってください。ボレイト君が答えます。

虫は、きちんとした判別をすることで対処が変わります。ぜひ活用ください。

シロアリの羽アリの発生量から被害リスクを予測する

家の中でシロアリの羽アリを見つけたら、現在の被害状況にある程度の見立てをすることが可能です。シロアリは繁殖力の高い虫なので、早めに今後の決断、対処が必要です。
発生状況から現在の状況を知ってください。

数多くのシロアリの羽アリが確認できる場合

数多くのシロアリの羽アリが確認された場合は、被害にあっている可能性が高いです。

万が一被害にあってしまった場合、最大のリスクは地震などによる住宅倒壊です。
1995年に発生した阪神淡路大震災では、建物が倒壊し多くの方が被害にあいました。
専門家チームが神戸市東灘区などの被害状況を調査したところ、
倒壊した建物の多くがシロアリの被害にあっていたということが確認されました。
シロアリ被害は、地震を引き金に膨大な被害を及ぼします。
いざというときに被害にあわないように、事前にシロアリ対策をしておく必要がありますね。日ごろから家の様子には注意をするようにしましょう。

シロアリの羽アリの確認数が1匹〜数匹の場合

また、1匹〜数匹と数が少ない場合は外から飛んできた可能性が大きいです。この場合は、被害のリスクはそこまで大きくないと考えられます。
しかし、先に紹介したアメリカカンザイシロアリにおいては全く別です。

日本に従来から生息しているシロアリ(ヤマトシロアリ、イエシロアリ)が巣を形成するためには土壌と水が必要なため、家屋内に数匹侵入してきたとしても死滅するだけです。
しかし、アメリカカンザイシロアリは厄介なことに木材の中に巣をつくり、家族を増やしていきます。

また、1つの巣にヤマトシロアリの場合は数万匹、イエシロアリであれば数十万匹が生息しますが、アメリカカンザイシロアリは数百程度で、比べるとずいぶん数は少ないように感じますね。

ただ、やっかいなのは食害する建材の中に巣を作る点。
床下以外にも、天井裏や壁を支える通し柱、木製の窓枠など、数が少なくても建物全体を加害してしまいます。
また、わずかな水分だけで生きていくことができるため、水分があまりない(含水率が低い)部材でも加害し、建物のあらゆる木材の中に巣を作ってしまいます。
そのためパッと見ただけではわかりにくく被害に気付くことができず、やっと気付いたときには木材がボロボロで修復が困難な状態に。
あちこちに巣をつくっているため、完全に駆除するのは困難を極めます。

まとめ

見つけた羽アリがシロアリか黒アリかによって、家に被害を及ぼすリスクが変わってきます。日本ボレイト株式会社では、公式LINEにて簡単に身近な虫を同定する無料サービスを行っています。気になる虫を見かけたら、ぜひ活用してくださいね。
また、シロアリの羽アリの数を見かけたら数に限らず蟻害のリスクはあります。
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