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vol.7 羽アリを見つけたらまずどうすればいい?NGな駆除方法や適切な対処法を紹介

羽アリを見つけたらまずどうすればいい?NGな駆除方法や適切な対処法を紹介


季節がかわり空気が温かくなると、散歩に出たり積極的に外に出たくなりますね。気温が上がると外に出たくなるのは、人間だけではありません。花も芽が出たり、動物が冬眠から目覚めたり、虫も活動を始めます。羽アリも一緒です。

羽アリは、自然の多いところや公園でよく見かけますね。みるときは、ほとんど外という人ばかりではないでしょうか?そんな羽アリを家の中で見つけたら・・・どう対処していいのか戸惑ってしまうでしょう。

羽アリは、種類によってはとても危険です。特にシロアリは、家の床下から侵入してくることが多く、柱や床などの木材を気付かないうちに食い荒らしてしまう厄介な存在です。

一匹でも家の周辺で羽アリを見つけたら、すでに数千匹以上が家に侵入している可能性も。羽アリを見つけたら、同定作業がオススメ。種類を特定することで、その後の対処が変わります。

そこで今回は、羽アリを見つけたらどうすればいいか。やってはいけない対処例を踏まえながら、羽アリに対する適切な方法について解説します。

羽アリを見つけたらまずシロアリか黒アリか見分けることが重要

家の内部や周辺で羽アリを発見したら、まずはそれがシロアリか黒アリかを見分けることが重要です。しかし、素人の目にはシロアリも黒アリも同じような見た目にみえるため、区別がつきません。

羽アリの特徴と見分け方、区別の方法を紹介します。

シロアリの特徴

発生時期:発生する時期ヤマトシロアリは春、イエシロアリ初夏、アメリカカンザイシロアリは春から秋にかけて、見かけます
シロアリのなかでもアメリカカンザイシロアリという種類は、巣によってまちまちですが、主に6~9月に発生することが多いです。気温や湿度などのコロニーによって発生時期が異なるため、春先から気温が下がるまで発生する可能性がありますので注意が必要です。

見た目:数珠状の触と均等な大きさの羽を持ち、腹部は寸胴。

特徴:ヤマトシロアリ、イエシロアリは地面から蟻道を形成し建物へ侵入をしてきます。当該シロアリの巣は建物周辺の土壌にあるため、マイホームと巣をせっせと行き来します。もし、シロアリの羽アリが窓から侵入してきたとしてもコロニーを形成できないので死滅する可能性が高く、慌てる必要はありません。

いっぽうアメリカカンザイシロアリの羽アリにおいては空から飛んで窓から侵入し、木製の家具や壁材、床材等から入り込みます。入り込んだその部材を直接巣にしてしまう生体ですから注意が必要です。

黒アリの特徴

発生時期:4月~10月。

見た目:折れ曲がった触とくびれた腹部を持ち、前の羽がうしろの羽よりも大きい。

特徴:黒アリの特徴は、腹部が細くはっきりとくびれていることと、触角が折れ曲がっているということです。電子機器に住み着く種類もいます。

区別の仕方

羽アリを区別するには、羽、触角、腹部を観察します。

シロアリの羽アリは、ずんぐりとしています。黒アリの羽アリは、くびれがはっきりとしています。見ただけではっきりとわかるので、羽アリを見かけた時には、参考にしてください。

虫を見るのが苦手な人は、シロアリポリスの昆虫同定サービスを利用してください。LINEで友達登録を行い、画像を送るとプロが判定。種類を特定するとその後の対処が変わってきます。

家で羽アリを見つけた場合の対処法

羽アリの区別はつきましたか?判別しにくい場合は、写真を撮って、日本ボレイト株式会社のLINEにアクセス。「昆虫同定サービス」をクリック。プロの判定結果が届きます。

見つけた羽アリがシロアリだと判明した場合、早い段階で対処することが重要です。シロアリをそのままにしておくと、被害が進み、住まいを食い荒らされてしまいます。

黒アリだった場合も、電子機器に住み着くなどして、テレビやパソコンの故障原因になる可能性があります。

ここからは、羽アリに対して身近にあるものでできる応急的な対処法と根本的に駆除する方法を紹介します。羽アリを見つけたら、ぜひ参考にしてください。

➀掃除機で吸う

自分でできるもっとも簡単な羽アリの駆除方法は、掃除機で吸う方法です。羽アリは住まいに甚大な被害をもたらしますが、実はとても脆い生物です。掃除機で吸い込むと、その時の吸引力で簡単に死んでしまいます。

小さい子どもやペットがいる家庭では、人体に影響を与える殺虫剤などは避けたいもの。掃除機なら普段の掃除をするような感覚で、駆除できます。

②ポリ袋をかぶせる

表面に現れる羽アリを何度駆除しても、家の内部に巣が作られているとふとした時に家の中に現れます。リラックスしているときや寝ているときなどにシロアリが現れたら嫌ですよね。

巣があるとシロアリは、気温や湿度のタイミングをみて毎年出てきます。群飛があるのはその日だけです。

そこでおすすめなのは、羽アリの脱出口にポリ袋をかぶせるという方法です。羽アリの脱出口に、ポリ袋をかぶせてガムテープなどで固定しておきましょう。
羽アリが拡散するのを防ぐだけでなく、一か所に留めることができます。

次にシロアリが飛び立つのは翌年の同じような気象条件がそろった日です。なので、捕まえたシロアリを参考にきちんと巣を駆除してください。

応急処置をした後は?

ここまで自分で対処する方法を紹介しました。これはあくまでも、一時的な対処法に過ぎません。羽アリは、繁殖力が強いです。巣を根こそぎ退治しないと、毎年同じような状態に・・・。

ただし、羽アリが発生する原因を根本から断つのは素人では難しいです。応急処置をした後は、専門業者に依頼しましょう。専門業者なら羽アリの種類を見極めて、発生源、発生理由を探り、効果的な対処法を行います。

業者に依頼する場合は、自分が発見した羽アリを保管しておくとよいでしょう。家の床下に潜って下見作業などをする可能性が高いので、業者訪問の前に経路を確保しておくことも重要です。

家で羽アリを見つけた時のやってはいけない対処法

自宅でシロアリの羽アリを見つけた際に自分で処理しようと考える方は多いです。目につく羽アリを駆除したところで、シロアリを根絶できるわけではありません。羽アリは巣全体のシロアリの頭数の数パーセントにすぎないからです。ここからは羽アリを見つけた時の、やってはいけない対処法について紹介します。

殺虫剤を吹きかける

害虫を見つけたときに、殺虫剤を使用するのが一般的です。羽アリに関しても殺虫剤だけで対処できると考えている人も多いでしょう。

羽アリを殺虫剤を使用して駆除を行うのは間違ってはいません。ですがかけた部分から逃げた羽アリがさらに広がって、取り返しのつかないことになる場合があります。羽アリを見つけたときは、羽アリの脱出口(出現した場所)を特定しシロアリ駆除業者に正確に伝えられるようにしてください。

蟻道(ぎどう)を壊す

シロアリは基本的に暗い環境で行動する生き物です。そのため、地中に巣を作ることが多いですが、家の中に侵入する際は地中から蟻道(ぎどう)というトンネルを作って移動します。蟻道があれば日光を遮りながら地上を移動できます。

蟻道は、土で作られているため簡単に壊せます。発見したからといって家中の蟻道を壊してしまうのは逆効果です。業者が駆除する時には、蟻道から種類や本巣の場所を確認します。蟻道が残されていないと確認作業が行えなくなってしまうからです。

家で大量の羽アリを見つけたら駆除業者に連絡しよう

シロアリ駆除は自分で行うと完全に駆除しきれず、再発してしまう可能性が高いです。

ネットショップなどでシロアリ専用の駆除剤が販売されていますが、使用する場所や量を正しく判断するのは難しいです。人体に害のある成分が含まれている場合もあるので、安全に駆除するなら専門業者に依頼しましょう。

まとめ

今回は羽アリを住まいで見つけた時のやってはいけない対処法と適切な対処法についてまとめました。シロアリ駆除は個人で行うことが難しいため、専門業者に依頼することがおすすめです。

しかし、業者の数が多いため、どういった基準で選べばいいのかわからず迷ってしまう方も多いでしょう。そんな時は、シロアリポリスに相談ください。シロアリポリスなら、シロアリに対しての専門知識を持つ業者がそろっています。「反社会的勢力排除宣言」を行っているため、安心して利用できます。

羽アリは、正しい知識がないと駆除がとても大変です。大量発生を見かけたら、必ず相談してください。