羽アリは画像をチェックして対処をしよう!
羽アリが家や庭に大量にいる場合、そのまま放っておいたらもっと大変なことになってしまうかもしれません。
特にシロアリの場合、家の木材を食べてしまいボロボロになってしまいます。
そんなに羽アリを見る機会はないため、どんなものかわからない人も多いのではないでしょうか。
今まで一通り説明しましたが、文字と実物は違いますね。
解説をもとに、自宅や庭に大量にいる害虫をチェックしましょう。対処の仕方もあわせて紹介します。
羽アリが出たら何かまずは見分けよう
これは何の羽アリかわからないと思ったら、パソコンやスマートフォンでも検索すれば画像が出てきます。
自宅もしくは庭のあたりを飛んでいる羽アリの特徴をまず調べて、種類を特定しましょう。じっくりと見るとそれぞれの特徴がありますので、観察してみてください。
虫がどうしても無理だという人は、シロアリポリスの昆虫同定サービスがおすすめ。気になる虫の画像を送信すると、プロが判断してくれます。
シロアリの場合
シロアリと聞くと、真っ白かクリーム色を想像する方も多いのではないでしょうか。
名前にもシロが付いているため、あまり見たことがないためなんとなく白いものを想像してしまうでしょう。実際にシロアリで羽があるものは、茶色や黒色をしています。
シロアリの場合、まず触覚は短く数珠状で羽の長さはすべてが一緒です。そして、身体のくびれなどあまりくっきりしておらず、ずんどうな形をしているのが大きな特徴。一見黒いから黒アリだと思ってしまいますが、実はシロアリで住宅の木材を食い荒らしている可能性もあります。
シロアリにもさまざまな種類がいる
シロアリといっても、日本にいるのは1種類ではなく複数。それぞれ少しずつ違いがあります。同じように見えますが、身体の色に違いがあるのが特徴です。たとえば、黒に限らない茶色のものもいれば、黄色に近いような茶色までさまざまです。
見慣れていないと色の違いで判断するのは難しいかもしれません。迷ったらシロアリポリスの昆虫同定サービスを使いましょう。きちんと種類を特定し、対処法を教えてくれます
黒アリの特徴
黒アリの場合は、触角が長い「く」の字になっているため、長さがそこそこに折れ曲がっている場合はシロアリではない可能性が高くなります。羽を見て上が長く、下が短い場合は、ほぼ黒アリだと思っても良いでしょう。
シロアリはずんどうなのに対して黒アリはキュっとくびれがあります。
黒アリに、家を食べ尽くされる心配はありません。
画像を見てから羽アリを見てもいまいちわからない場合
そんなに羽アリをじっくりと見る機会はないため、シロアリか黒アリかがいまいちわからないこともあるでしょう。黒アリであればまだ問題ないため安心ですが、シロアリとなったら大変です。
そのままにしていると家がボロボロになってしまい、住めなくなってしまいます。
検索して出てくる画像をチェックしてもわからないという時には、直接専門業者に頼み、今いるのはどちらか見てもらうようにしましょう。
画像以外にもチェックの方法がある
羽アリか画像を見ながらチェックする方法のほかに、シロアリか黒アリかを見分ける方法がいくつかあります。
いまいちわからない場合、こちらの方法でも判別してみてください。
どこにいたのかで判別する
シロアリが好む場所があり、家の中でもどの場所にいるのかで判断することもできます。
日本に生息しているシロアリは、外来種を除き湿気がほとんどない場所では生きていけないため、好んで水回りにある木を探して餌場とします。特に湿気が多い洗面所やお風呂場、台所のあたりにいる場合はシロアリの可能性が高いです。
そのままにしておくと、その周辺の木材はすべて食い尽くされてしまいボロボロになってしまいます。直径12センチの角材が、シロアリに食べられてキュウリの細さになっていた実例もあります。
シロアリの中でもイエシロアリは、巣に対して集団でいることが多く、すぐに木材を食い尽くしてしまう可能性があるので危険です。おかしいと思った時には業者に相談し、どのような状況になってしまっているのか見てもらったほうが良いでしょう。
時期でも予想ができる
発生しやすい時期というのがあります。その時期の間に羽アリを見かけるようになったらシロアリの可能性が高いです。日本にいるマイホームに危害を加えるシロアリは3種類になるので、だいたいの時期を見極められます。
地域によって発生時期は多少異なりますが、北海道北部以外の日本全国どこでも発生しやすいのが、ヤマトシロアリで4月から5月の天気の良い日中に発生しやすく、建物内の湿気のある水回り周辺からに出てくることが多いので覚えておきましょう。
ほかにも、イエシロアリは関東以西の暖かい地域に多く、6月から7月の夕方から夜にかけて発生します。アメリカカンザイシロアリという、外来種は巣によって発生時期が異なり、主に4月から11月です。アメリカカンザイシロアリは小屋裏(屋根裏)や壁内、床下の構造材、家具など家の中に巣を作りますので注意が必要です。
時期や場所が当てはまり、画像なども確認した時にシロアリに近い形をしていたら間違いなくシロアリです。急いで業者に連絡をし、対処してもらうようにしましょう。
まだ羽アリが発生していない時から対策をしておこう
シロアリではなく黒アリだった場合は、木材を食べるわけではないため安心です。
しかし、黒アリのエサはシロアリなため、これまでいなかったのに急に庭や家の中に増えたと感じたら危険サインかもしれません。エサがあると思って、黒アリが集まっている可能性があります。
油断はできないため、この場合も業者に伝えて点検してもらったほうが安心です。
羽アリが出てきてからではなく、まだいない時からホウ酸処理を利用して対処しておくと良いでしょう。ホウ酸について説明します。
なんでホウ酸処理がいいの?
よく羽アリ対策などで調べていくと、ホウ酸処理について書かれています。
なぜ良いと言われているのかというと、まずは体に影響がなく安心して対策できるからと言えます。ホウ酸は人体に影響がないので、安心安全に使えます。
まだ羽アリが発生している前であれば、自分達でも購入してきて木材などに塗ることができます。
予防も長くできる
ホウ酸をしっかりと塗ったら、シロアリ対策の効果が長期的に持続するので安心して生活ができます。しかし、昭和初期から使用されてきた合成殺虫剤を使用したシロアリ対策は、効果の持続が最大5年程度。毎回再処理をしなくてはいけません。それに対しホウ酸の効果は、半永久的に持続します。人体へのリスクが少ない状態で木材を守ってくれるため、長く安心して家を守りたい方にピッタリです。
ホウ酸は水に弱い性質があり、雨にぬれると効果がなくなります。自分で処理した場合は、そのあたりに注意してください。
日本にはないシロアリにも期待できる
主に日本にいるシロアリは3種類となっていますが、これからまた新しいものが出現する可能性はあります。世界を見てみると、日本にはないシロアリの種類がたくさんあり、万が一何かと一緒に運ばれてきたら、あっという間に広がっていくかもしれません。
羽が付いていて飛べるので、ある時家の中に入り込んで木材を食べるかもしれません。
ホウ酸処理の効果はどんな害虫に対しても食毒として有効なので、新しい種類のシロアリにも期待できます。
まとめ
羽アリが家の中や庭に大量にいたら怖いと思ってしまいますが、まずはシロアリかそうではないのかを確かめるために画像も見てチェックしましょう。自分だけではわからない時には、とりあえずプロに見てもらうと安心です。シロアリポリスの昆虫同定サービスは無料で使えて、便利です。
シロアリがいた場合、駆除業者に連絡をしなくてはいけません。シロアリ駆除には詐欺等もありますね。信頼できるシロアリ駆除業者を探している方は、シロアリポリスで探すことができます。シロアリポリスは、きちんと審査したうえで登録した業者ばかりです。安心してまずは気軽にご相談ください。
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