シロアリ駆除業者検索サイトシロアリポリス 駆除業者の検索サイト

vol.50 羽アリがベランダに大量発生する理由は?適切な対処法・NGな駆除方法を解説します

羽アリがベランダに大量発生する理由は?適切な対処法・NGな駆除方法を解説します

「羽アリが家のベランダで飛び回っている」「駆除するにはどうすればいいの?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。羽アリがベランダで大量発生している場合は、早めに対策を講じないと、家の中まで侵入して被害をおよぼす可能性があります。

そこで今回は、羽アリがベランダに大量発生する理由や対処法について紹介します。ベランダで駆除をするときNGな方法についても解説しています。羽アリの駆除を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

羽アリがベランダに発生する理由

羽アリがベランダに発生する理由としては、自宅またはその近くにアリの巣ができていると考えられます。今ある巣がいっぱいになっているので、新たな巣を作るために羽アリが生まれます。アリの巣ができやすい場所は、以下のとおりです。

家の中:床下、床組、壁内、天井裏、ベランダ付近、玄関、浴室など
家の外:枯れ木、切り株、放置木材、地中、ダンボールなど

種類により羽アリがでてくる季節は異なりますが、梅雨の時期になると、巣から出て新しい巣を見つけるために飛び回る羽アリがいます。近くに巣がある場合、羽アリはカーテンから漏れた光やベランダの段ボールなどに巣をつくろうと大量に集まるのです。

羽アリが大量発生する理由は?

羽アリが大量発生するのは、新たな巣を求めているからです。一度に大量にあらわれる行動を「群飛(ぐんぴ)」といいます。群飛とは、群れをなして飛び交うことです。羽アリはパートナーを見つけ交尾をします。

梅雨のはじまる暖かい時期から、羽アリの活動が活発になります。そのため、この時期になると、ベランダなどで羽アリの大量発生が見られるのです。

ベランダで羽アリを見つけたら適切な処理が必要!

ベランダで羽アリを発見したら、早めの適切な処理が必要になります。なぜなら、羽アリを放っておくと窓の隙間などから家の中に入り込み、家の湿気のある場所を求めて浸食し被害を与える可能性があるからです。

とくに羽アリがシロアリの場合は、注意が必要です。シロアリは木材に巣を作る習性があるので、柱や壁材などが食べ尽くされて、家が倒壊してしまう危険もあります。こうした事態を防ぐためにも、ベランダに発生した羽アリは放置せずに、早めに駆除しましょう。

ベランダの羽アリは種類を見分けてから対処する

ベランダに発生した羽アリを駆除する前に、羽アリの種類を見分ける必要があります。ここからは、見た目の特徴、発生時期、生息地域に分けて、羽アリの見分け方を3つ紹介します。

【見た目の特徴】

羽アリを見つけても決して焦らずに、まずはシロアリか黒アリかを冷静に見分けましょう。以下の特徴をチェックすることで、シロアリ・黒アリを見分けられます。

・触角
・体の形
・羽の形

シロアリと黒アリを見分ける特徴として、触角の形です。黒アリの触角は、くの字に折れているのに対し、シロアリの触角は数珠状にまっすぐと伸びています。また、体の形も大きく異なります。黒アリは体の中央がくびれていますが、シロアリはむっくりとしたずんどうな体型です。

さらに、羽の形にも注目してみましょう。黒アリの羽は前側の2枚が大きい形になっていますが、シロアリの羽は、4枚とも同じ大きさをしています。

【発生時期】

ベランダで発生するシロアリの羽アリの種類は、発生する時期によっても、ある程度見分けられます。日本で生息する代表的なシロアリは、ヤマトシロアリ・イエシロアリ・アメリカカンザイシロアリの3種類です。それぞれが羽アリとなって飛来する時期は、主に以下のとおりです。

ヤマトシロアリ:4~5月
イエシロアリ:6~7月
アメリカカンザイシロアリ:4~11月

とくにアメリカカンザイシロアリは、発生する時期が長いので、家の周りで飛んでいないか注意してみてください。

【生息地域】

シロアリは種類によって、生息地域も異なります。ヤマトシロアリは、ほぼ日本全国で生息が確認されています。イエシロアリは、関東以西の温暖な地域で比較的海岸線での発生が多いです。

また最近では、アメリカカンザイシロアリの被害も増えており、全国的に生息エリアが広がっています

ベランダで羽アリを見つけたらどうする?

実際にベランダで羽アリを発見したら、焦らずに落ち着いて対処しましょう。ここからは、ベランダで羽アリを発見した際の対処法についてご紹介します。

まずシロアリか黒アリか見分ける

ベランダで羽アリを見つけたら、駆除する前にまずシロアリか黒アリかを見分けましょう。シロアリと黒アリの見分け方は、上述したように、触角の形、体の形、羽の形に注目するのがポイントです。

羽アリをじっと見つめることに抵抗を感じる方は、シロアリポリスでは、プロによる写真判別サービスの活用がおすすめです。「昆虫同定サービス」はプロの業者に写真を送ることで黒アリかシロアリかを見分けてもらえます。快くお引き受けいたしますので、シロアリの判別にお困りの方はシロアリポリスを活用しましょう。

掃除機などで一時的な駆除をする

一時的な対処法として、羽アリを掃除機で吸う方法が有効です。目視できる羽アリを吸うほかに、羽アリが出てくる群飛孔と呼ばれる巣の穴を確認できるならその穴を狙って掃除機を当てると、大量の羽アリを仕留められるでしょう。

【NG】素人が殺虫剤で駆除するのは難しい

侵入口に自分で殺虫剤をまいたり、蟻道を壊したりする行為は、オススメできません。殺虫剤が体につくリスクがあるうえに、かえってアリの活動範囲を広げてしまう可能性があるからです。

こうした事態を防ぐためにも、ベランダに羽アリが発生したら独断で殺虫剤を使用するのではなく、業者に依頼して、プロに処理してもらいましょう。

プロに処理してもらう

羽アリの発生を根本から抑えておきたい場合は、効果が長持ちするホウ酸処理を専門とするシロアリ駆除業者に相談することをオススメします。従来のシロアリ駆除に使われている合成殺虫剤と比べてホウ酸によるシロアリ対策は、効果が長持ちしてかつ、人体への健康リスクがないからです。

とくに羽アリがシロアリの場合は、家に被害が広がる前に、適切な処理が必要です。これからシロアリ対策を検討されている方には、ホウ酸処理を強くオススメします。

まとめ

今回は、ベランダに羽アリが発生する理由や対処法について紹介しました。とくに羽アリがシロアリであるとわかったら、家に深刻な被害が及ぶのを防ぐためにも、早めに対処しましょう。

掃除機で吸ったり、羽アリを寄せ付けないためにホウ酸を使ったり。ただし、ホウ酸は取り扱いが難しい物質なので、安易な判断で使用するのは避けてください。

ホウ酸処理をする場合は、信頼できるプロの業者を選びましょう。シロアリポリスはホウ酸を得意とするシロアリ駆除業者を紹介します。業務を行う会社においては、反社チェック済みの優良企業のみ登録が可能です。

ベランダに羽アリやシロアリが発生してお困りの方は、ぜひお気軽にシロアリポリスにご相談ください。