シロアリ駆除業者検索サイトシロアリポリス 駆除業者の検索サイト

vol.51 庭に羽アリが大量発生!原因と効果的な対策をご紹介

庭に羽アリが大量発生!原因と効果的な対策をご紹介

「庭に羽アリが飛んでいるのはなぜ?」ある時期になると家の近くで羽アリが発生して困ることはありませんか?「羽アリが家に入ってくるけど家に入らないようにするには、どうすればいいの?」とお悩みの方もいるでしょう。大量発生した羽アリを放っておくと、家の中に侵入して、深刻な被害を与える危険性があります。

そこで今回は、庭に羽アリが大量発生する原因や対策について紹介します。家の近くで羽アリを発見して困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

まずは庭に発生している羽アリの種類を確認しよう

庭で羽アリを見つけたら、まずはその羽アリがシロアリなのか黒アリなのかを見分けましょう。シロアリと黒アリの見分け方や特徴は、以下のとおりです。

名前 特徴 発生時期 考えられる被害
シロアリ ヤマトシロアリ 触覚:数珠状にまっすぐ伸びている

体の形:むっくりとずんどう

羽の形:4枚とも同じ大きさ

4~5月 ・柱、梁、土台などの構造材やフローリング、畳、家具なども食べる
・被害がひどいと家が倒壊する危険もある
イエシロアリ 6~7月
アメリカカンザイシロアリ 4~11月
黒アリ 触覚:くの字に折れている

体の形:中央がくびれている

羽の形:前側の2枚が大きい

春から11月 ・家の中の食料を食べる

このように、シロアリと黒アリは、見た目の特徴や発生時期によって見分けられます。とくに羽アリがシロアリの場合は、家に深刻な被害を与える可能性があるので、早急な対処が必要です。

庭に羽アリが発生するメカニズム

ここからは、庭に羽アリが発生するメカニズムについて紹介します。発生するパターンによって、原因や対策が異なりますので、ぜひチェックしてみてください。

敷地内にシロアリの巣ができている

まず考えられるのは、敷地内にシロアリの巣がすでにできているケースです。庭の土の中や建物の中でシロアリが巣を作っており、そこから庭に出てきている可能性があります。

シロアリは、暖かくて湿気の多い環境を好みます。したがって、家の中の床下やバスルームなど、家の中のさまざまな部分でシロアリが巣を作っている可能性があるので注意が必要です。

建物の中でシロアリが巣を作っている場合は、家の内部で被害が広がる危険性があるので、早急な対策が必要です。

敷地外に生息する羽アリが飛んできている

家の敷地外にある森林や公園などで生息するシロアリの羽アリが庭まで飛んできている可能性も考えられます。枯れた木や落ち葉などを食料として好むシロアリは、公園や森林に棲み着きやすいため、近くに緑の多い山や公園、空き家などがあるのであれば、シロアリが巣を作っているかもしれません。

その場合は、家の敷地内に落ち葉やダンボール、木材などを置かないように気をつけましょう。シロアリを呼び込む環境を作らないようにするのも対策です。

庭に羽アリが発生する3つの原因

ここからは、庭に羽アリが発生する原因を3つのポイントに分けて紹介します。思い当たる項目がないか、よく確認してみてください。

庭が高温多湿で、羽アリの好む環境になっている

羽アリが発生する理由として、庭が高温多湿に保たれてしまっていませんか。シロアリは、高温多湿な環境を好む生き物です。

庭の湿度が高くなる要因としては、以下のようなものが考えられます。

・習慣的に庭に水をまいている
・湿地を開拓したニュータウンに位置している
・河川の近くに位置している
・植物を植えていたり、雑草により雨水を蓄えやすくなっている

もともと田畑や湿地だった場所を開拓してできたニュータウンは、地盤の湿気が大地に比べ高い特徴があります。したがって、常に庭は湿度が高くなりやすいです。また、川の近くに住んでいたり、庭に水をよくまいていたりする場合でも、湿気が多くなります。

このような環境に思い当たる場合は、羽アリが家の中に侵入しないように、対策をすることをオススメします。

建物の築年数が古い

建物の築年数が古い場合も、庭にシロアリの羽アリが発生しやすくなります。古い木造の家は床下からシロアリが侵入しやすい構造になっていたり、シロアリ対策がされていない場合はシロアリの巣ができている可能性が高くなります。また、昔ながらのタイル張りの浴室は湿気がこもりやすくシロアリを呼び寄せてしまっていることが考えられ、経験上9割以上がシロアリの被害にあっています。

築年数が10年以上の家、タイル張りの浴室がある木造の家にお住まいの方は、家の中で巣を作っているシロアリの羽アリが庭に出てきている可能性を疑ってみてください。

外灯・屋内照明などの光に集まってきている

夜に羽アリが庭を飛んでいる場合は、外灯や屋内照明に集まってきている可能性もあります。羽アリに限らず、多くの虫は、明るい光の方向に飛んでいく習性があります。

光に集まった羽アリ、虫が、そのまま家の中に侵入するのを防ぐために、光が漏れないように遮光カーテンを設置すると良いです。

庭に羽アリが発生した時の対策

ここからは、庭に羽アリが発生した場合の対策方法についてご紹介します。庭の羽アリが家に入り込んで被害を与えないためにも、しっかりと対処しておきましょう。

➀家の中に侵入しないよう対策する

庭を飛んでいる羽アリを家に侵入させないためには、まず、家の照明の光に寄せつけないために遮光カーテンを使用するのがオススメです。遮光カーテンを使えば、家の光が外に漏れ出ることが少なくなるので、庭を飛んでいる羽アリを寄せつけにくくなります。

羽アリの侵入を防ぐために、網目の細かい網戸に変えるのもオススメです。わずかな隙間から羽アリは入ってくるので、できるだけ網目が細かい網戸を使用しましょう。さらに網戸に殺虫剤や忌避剤などを散布するのも予防として効果的です。

②市販の殺虫剤で一時的な対応をする

庭を飛んでいる羽アリを駆除したい場合は、市販の殺虫剤を使用するのもひとつの手です。

しかし殺虫剤は、一時的な効果しか得られない点に注意が必要です。羽アリの発生源である巣は庭の地中や建物内、近隣の公園などに作られているので、殺虫剤の散布だけでは、根本的な解決にはなりません。

➂羽アリ駆除のプロに依頼する

シロアリの羽アリの発生を根本から解決したいなら、ホウ酸処理を行いましょう。家に被害が広がる前に、適切な処理が必要です。

ホウ酸の取り扱いは難しいため、自分でシロアリを駆除するのは危険です。したがって、ご自宅にシロアリが出た場合は、プロの業者に依頼するようにしましょう。

なお、マンションなどの賃貸物件にお住まいの場合は、業者に直接連絡する前に、大家さんや管理会社に相談することをオススメします。シロアリの駆除費用を負担しなくてもいい場合もあるので行動は慎重に行いましょう。

まとめ

今回は、羽アリが庭に発生する原因や対処法についてご紹介しました。庭で飛んでいる羽アリが、家の中に侵入して被害を与えないためにも、しっかりとした対策が必要です。

また、羽アリがシロアリの場合は、家の被害が広がる前に、予防することをオススメします。シロアリ駆除は合成殺虫剤を適宜使用し、ホウ酸でシロアリ予防を行うのがオススメです。なぜならホウ酸処理は効果が長持ちするだけでなく、健康リスクがないからです。

なお、ホウ酸だけでシロアリ駆除を行うこともできますが即効性がないこともあり、特別な理由がない限り合成殺虫剤で駆除を行った後、ホウ酸処理でシロアリ予防を行いましょう。
また、シロアリのコロニーの位置を特定し駆除を行うのは難しいため、自分でシロアリを駆除するのは困難です。ご自宅にシロアリが出た場合は、プロの業者に依頼するようにしましょう。シロアリ駆除業者をお探しの方は、ホウ酸処理を得意とするボロンdeガード工法の施工代理店が多く登録しているシロアリ業者検索サイトシロアリポリスがオススメです。

シロアリポリスは信頼できる業者のみ登録しているため安心してお任せください。また、シロアリかどうか判断できない虫を見つけた場合にも、「昆虫同定サービス」という送っていただいた写真や動画からすぐに判別できるサービスもあります。羽アリのことでお困りなら、気軽に相談してみてくださいね。