シロアリが発生してからでは大変!寄せ付けない方法とは?
自分の家はシロアリに狙われることはないだろうと感じている方もいるかもしれません。シロアリが家を狙うタイミングというのはいつかはわかりません。棲み心地が良さそうと思われてしまうと、怖いことにシロアリの女王は毎日卵を産み続けるため、あっという間に数が増えてしまいます。
こちらでは大変なことになってしまう前にシロアリを寄せ付けない方法を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
ホウ酸処理を利用する
害虫駆除の殺虫剤の影響を考えできる限り体にも優しいもので、自宅をシロアリから守りたいと感じている方も多いでしょう。
人体にも安全に使用できるホウ酸処理という方法がありますので、ぜひ上手に活用しましょう。
早めに対策をするのがコツ
ホウ酸はシロアリ予防をメインに使用する防蟻剤として世界中で認められており、日本でも防腐防蟻剤として公益社団法人日本木材保存協会より認定を受けています。ホウ酸はシロアリが発生してから駆除を目的として使用するのではなく、シロアリが発生しないよう予防を目的に使用するのが正しい用途です。
もしシロアリが発生しホウ酸だけで駆除を行わざるをえない理由がある場合は、専門家にその旨依頼することをオススメします。コロニー全体を死滅させるためにホウ酸処理の知識と経験、また時間と労力が必要になるためです。
シロアリの駆除は特別な理由がない限り即効性のある合成殺虫剤を必要最低限の量で行い、かつ、二度とシロアリが寄り付かなくなるようにホウ酸処理で予防処置を施すのがベストです。
いつシロアリにとりつかれるかわからないので、できる限り早めにホウ酸処理で対策をしておきましょう。
まだいない状態で対策するというのが住宅を長く守るためのコツです。
メリットは多い
ホウ酸処理は人体に安全に使えると説明しました。ホウ酸を進める理由はほかにも、一度塗ったら半永久的に効力が持続するという点です。
合成殺虫剤での場合、始めは良いのですが、時間が経ってしまうと少しずつ薄れ5年も経つ頃には効力が消えます。
ホウ酸処理の場合は一度塗ったら、水に流されない限り半永久的に安心できるので塗り直しなども考える必要がありません。
合成殺虫剤は分解されてしまいますが、ホウ酸はそういったこともないため安心です。
シロアリに気がつかれる前に、また、これから新築で家を建てるという時には事前に対策をしておきましょう。ホウ酸でしっかりとした対策を施せば、シロアリを寄せ付けることはありません。
床下の換気口は開けておく
シロアリの習性を理解して、常日頃からシロアリ被害を意識している方は少ないでしょうし、ましてや、床下の換気口の意味を気にしたことがある方は少ないのではないでしょうか。
床下は湿気が溜まりやすい部分でもあるため、通気を目的に換気口があります。
ここに風が通ることで、湿気を溜まりにくくして快適な生活ができるようになっています。
床下の換気をしっかりとしていないと、湿気が溜まりやすくなります。
さらに、床下というのは日なども当たらないため、シロアリにとって過ごしやすい環境となってしまうのです。
意外と置かれているもの
あまりシロアリというものを意識していない場合、換気口を塞ぐように置かれているのがプランターです。プランターボックスなどは家の壁にくっつけて置いていませんか?
知らない間に換気口を物で塞いでしまっていると、風通し良く何も置いていない時よりもリスクが高まってしまうため、今一度家の周りを一周して確認してみましょう。
寒さ対策の段ボールは危険
中にはあえて、換気口などに段ボールなどを置いている家庭もないでしょうか。家の中が例えば夏に冷房が効きにくい、あるいは冬に暖房をつけても熱が逃げてしまうということもあるでしょう。
この場合、換気口を塞げばそこから風が通らなくなるため、家の中が暖かくなるのではないかと思っている方もいるかもしれません。
確かに、風も抜けにくいですし暖かく感じるかもしれませんが、シロアリにとっても住み心地の良い環境になります。
段ボールのほかにも発泡スチロールなど何かで塞いでいる時には、すぐに外すようにしましょう。
庭の木などに注意
お庭には木が植えてあるという時にはリスクを考えておきましょう。
シロアリの好物は木材なので、庭に木材があり自分たちの気に入った場所があれば巣を作ります。置物が木材を使っているものである場合や廃材をそのまま庭に置いたままにしている場合も危険です。
その木材が湿っていて過ごしやすい環境だとシロアリが判断するとどんどんと増えていき大変なことになります。
実はフェンスやデッキも注意が必要
庭でゆっくりとするためのデッキや家をおしゃれに見せるためのフェンスも大変危険です。
事前に何か対策をしているのであれば問題ありませんが、寄せ付けない対策をしていない場合はシロアリが気に入って棲み始める可能性があります。
フェンスやデッキにシロアリが発生すると次はマイホームが狙われるかも知れません。お庭のガーデニング等で木を使う場合は気をつけましょう。
シロアリに狙われてしまいます。
庭も事前に寄せ付けない対策が必要
廃材や必要のない木材が置いてある時には、可能であれば撤去してしまいましょう。または、できる限り家の中などに保管をして、外にはシロアリのエサとなるようものを置かないようにすることが寄せ付けないコツです。
合成殺虫剤による防腐防蟻剤は塗ったばかりの時には効き目があったとしても、その後少しずつ効果がなくなってきますので、定期的にメンテナンスを行うのも重要です。
忘れやすいときには、信頼のおける業者を見つけておくことがおすすめです。
家の雨漏りなども危険
屋根に隙間が空いてしまうと、雨水が通り抜けてしまい家の中へ雨漏りしてしまう場合があります。
すると、一気に家の屋根のあたりが湿ってしまい、シロアリが過ごしやすい場所になってしまいます。
急に天井から水が落ちてきてバケツを置かないと間に合わないという場合は、すぐに修理を行いましょう。
金銭的に気になるでしょうが、シロアリによる被害はさらに高額です。早めの対処が良いでしょう。
クロスが剥がれている時も注意
天井を見た時にクロスが剥がれているという場合はおかしいかもしれないと思って良いでしょう。
クロスが今までしっかりとくっついていたのに剥がれているということは、水分を含んでいる可能性があります。
どこからかうっすら水が漏れている可能性がありますので、この場合も修理をしましょう。
水道料金なども前の月までよりもグンと上がっていて心当たりない場合、水漏れしている場合もあります。
今度は床下などが湿ってしまいシロアリに狙われてしまうため修理をしましょう。
シロアリのメンテナンスはどう行えばいい?
シロアリを増やさないためにはメンテナンスが必要です。
この間したからと思っていても、実はかなり時間が経っている場合もあります。
対策をしてからもし5年経っているのであれば、今は薬剤の効果が切れている状態です。
早めにプロに依頼して薬剤散布を行ってもらいましょう。
シロアリも場所はしっかりと選んでいますので、生活しにくいと感じれば別の場所に移動してくれます。
どんな対策が良いかプロと相談しながら行いましょう。その後の生活を守るためもシロアリを寄せ付けない努力は大切です。
まとめ
段ボールや木材が庭にある場合や換気口を塞いでいる場合は、必ず対策をしましょう。
そのままの環境では、いつシロアリに狙われてしまうかわかりません。
さらに、薬剤散布も最低でも5年に1回は定期的に行わないと、シロアリが過ごしやすい環境になります。経済的な心配があるなら、効果が半永久的に続くホウ酸処理をおすすめします。人体への健康被害も少ないため、安心ですよ。
今からシロアリの対策をしようと思った方は、丁寧に作業を行い相談しやすいシロアリポリスがおすすめです。プロと一緒に長く生活を守りませんか?
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