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vol.54 羽アリの駆除方法とは?自分でできる4つの応急処置と業者の選び方

羽アリの駆除方法とは?自分でできる4つの応急処置と業者の選び方

もし家の中で羽アリを見つけたら、落ち着かないですね。家の中で羽アリを見つけた場合には、とるべき適切な行動があります。

この記事では、自分でできる4つの応急処置や、業者の選び方を説明します。自分でできる応急処置方法を知っておくことで、羽アリを見つけても、落ち着いて対処できるでしょう。

そもそも羽アリとは

駆除する前に、まずは羽アリについて知っておきましょう。羽アリとは、その名のとおり、羽の生えたアリのことです。

普通のアリと種類が異なるというわけではありません。新しい巣を探して飛び立つために、一部の個体だけが変化して羽を生やしたもののことです。

羽アリにはシロアリと黒アリがおり、そこからさらに種類が分かれています。もし羽アリを見つけたら、アリの種類を見分けましょう。種類がわかれば、対処しやすくなるためです。

羽アリの種類 名前 時期 特徴 考えられる被害
シロアリ

●ヤマトシロアリ

●イエシロアリ
など

4~7月頃

●ずん胴の胴体

●触角が真っすぐで数珠状

建物や土の中に巣を作る
黒アリ

●キイロシリアゲアリ

●クロオオアリ
など

4~10月頃

●体がくびれている

●触角がくの字型

家屋への直接的は被害はなし

羽アリが黒アリであれば、家屋への被害はほとんどないと考えてよいでしょう。しかしシロアリなら、早急な対応が必要になります。

シロアリは床下などの高温多湿な場所に巣を作っている恐れがあります。また、外来種のアメリカカンザイシロアリの場合は乾燥した木材、木製品に巣を作る恐れがあります。そのまま放っておくと、木材を食い荒らされ、家が倒壊する恐れさえあるため、専門のシロアリ駆除業者に調査依頼をしてください。

業者が来るまでに時間がかかる場合は、被害を広げないために応急処置をしましょう。

【応急処置】自分でできる羽アリ駆除4つの方法

家の中で羽アリを見つけたら、これから紹介する4つの方法で応急処置をしましょう。

<自分で羽アリを駆除する4つの方法>
●羽アリを掃除機で吸う
●羽アリを粘着テープで絡めとる
●羽アリに殺虫スプレーを吹きかける
●羽アリの脱出口や侵入経路を特定し捕獲し駆除

この方法はあくまでも応急処置です。それぞれの対処法を詳しく説明します。

羽アリを掃除機で吸う

家の中にいる羽アリは、掃除機で吸い取ってしまいましょう。シロアリは衝撃に弱いため、掃除機で吸ってしまえば、風圧で死んでしまいます。目の前にいるアリを、手軽に駆除できる方法のひとつです。

羽アリを粘着テープでとる

羽アリを粘着テープでとって駆除するのも、羽アリに触れることがないのでオススメの方法です。カーペットの掃除に使われるコロコロや養生テープ、ガムテープを使えば、手軽に駆除できます。

羽アリに殺虫スプレーを吹きかける

駆除方法のひとつに、市販の殺虫スプレーを吹きかける方法もあります。この方法は羽アリの数が少ないときには有効です。
数が多い場合には殺虫スプレーから逃げた羽アリが場所を移動し、そこでさらに巣を作る危険があるためです。羽アリの脱出口に向かって殺虫スプレーを噴射することもNGです。

巣や侵入経路を特定し、目に見えるシロアリを捕獲し駆除する

羽アリが出てくる場所は、蟻道が形成されています。羽アリが活動的になっている場所を見つけたらすみやかに目に見える羽アリをテープなどでくっつけてとりましょう。粘着力の高いガムテープなどはシロアリを逃がしません。

数が多い場合には、ビニール袋を羽アリの脱出口に貼り付けて出てくるシロアリを捕獲するように設置しておくと良いでしょう。

床下のコンクリートや木材に蟻道があるようなら、すでにシロアリに目を付けられている証拠となります。蟻道とは、シロアリが作った道のことで、その中を通って移動していくのです。

バルサンで羽アリを駆除できる?

ゴキブリなどに効き目のあるバルサンで、羽アリを駆除することは可能です。しかし、目に見える範囲のシロアリには有効ですが、長期的な予防効果はありません。

バルサンはあくまでも応急処置。きちんとした対策としての効果は期待できません。

応急処置で羽アリを駆除した後は、業者に相談しよう

前項でご紹介した方法は、あくまでも応急処置です。目に見える範囲の羽アリを駆除した後は、専門のシロアリ駆除業者に調査依頼をしましょう。

羽アリがシロアリだった場合、すでに巣を作っている可能性があります。状況を放置すると、さらに被害は拡大し、建物をボロボロにしてしまう恐れがあるのです。

シロアリ被害を根本的に解決するためには、業者への依頼が欠かせません。専門業者を選ぶ時のポイントに着目しましょう。注目すべき点は5つ。

<シロアリ駆除業者の選び方>

●農薬系合成殺虫剤にこだわらず、効果の持続するホウ素系の薬剤を取り扱っている
●作業内容を「自分の家のつもり」で提案してくれている
●一般社団法人日本ホウ酸処理協会による認定施工代理店であること
●調査後、その場で床下の状況を写真や動画で共有してくれる
●再発した際に無料で対応してくれる

以上の点に当てはまる業者であれば、適切な方法で作業が行われるでしょう。シロアリ駆除の業者の中には、作業内容を偽るなど悪徳な業者が存在します。呼んでもいないのにやってくるシロアリ駆除業者や見積書が高すぎる場合には、注意しましょう。

優良業者を探せるおすすめサイト

シロアリの特殊な性質を理解し、きちんとした処理を行う検索サイトはシロアリポリスです。シロアリポリスは反社チェックの済んだ日本全国にある優良のシロアリ駆除業者がすぐに見つかるため、気軽に安心してご利用いただけます。

そのほかにも、女性対応可能業者やホウ酸処理業者、アレルギー対応業者など、ニーズに応じて業者を探すことも可能です。

シロアリの駆除後は予防が大切

駆除後は予防が大切なので、家に入りこまれないために、以下の羽アリ対策を行いましょう。

<シロアリの予防方法>
●家や敷地内の湿気対策をする
●目の細かい網戸に取り換える
●遮光カーテンに取り換える
●忌避スプレーを使用する
●シロアリ防除工事を行う

それぞれ理由を合わせて詳しく解説していきます。

家や敷地内の湿気対策をする

シロアリは高温多湿の環境を好む生き物のため、家や敷地内の湿気対策をしましょう。

●床下や押し入れに除湿剤を置き湿度のたまりにくい環境を作る
●床下の通気口の前に物を置かない
●敷地内に段ボールや木材を放置したままにしておかない
など。

シロアリを予防するためには、日当たりと風通しのよい環境作りを心がけましょう。

目の細かい網戸に取り換える

羽アリに家の中へ入りこまれないよう、目の細かい網戸に取り換えましょう。羽アリの中には、大きさの小さい種類がいるため、網戸の目を潜り抜けて家の中に侵入してくる恐れがあるのです。網戸の大きさは、メッシュ数によって異なります。メッシュ数とは網目の細かさを表す単位です。数字の数が大きいほど細かい網目になります。30メッシュ程度であれば、十分に予防できるでしょう。

遮光カーテンに取り換える

遮光カーテンに取り換えることで、部屋の明かりに誘われた羽アリの侵入を防げるでしょう。遮光カーテンといっても、遮光等級1級~3級まで、種類がさまざまです。一番遮光性の高い1級であれば、室内の明かりが外に漏れません。

忌避スプレーを使用する

忌避スプレーを網戸や玄関、窓などに吹きかけておきましょう。羽アリの嫌う成分を散布することで、予防につながります。

忌避スプレーを使う場合には注意が必要です。巣穴に向かって噴射してしまうと、かえって羽アリの活動範囲を広げる可能性もあります。

シロアリ防除工事を行う

プロの業者に依頼をしてシロアリ防除工事を行うことで、羽アリの侵入を予防できます。羽アリが家に巣を作っている場合、巣の全体を駆除しなくてはいけません。素人では難しい作業のため、専門業者に依頼をして、適切に対処しましょう。

マンションやアパートなどの賃貸物件に住んでいる場合には、まず管理人や管理会社に相談をしてください。駆除や予防にかかる費用を負担してくれる可能性があります。

まとめ

羽アリの駆除方法について、自分でできる4つの応急処置や業者の選び方をご紹介しました。

羽アリが黒アリだった場合、家屋への直接的な被害はほとんどありませんが、シロアリだった場合にはすでに巣が作られている可能性があります。その際には応急処置をした後で、専門の業者に調査依頼をしましょう。

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