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vol.23シロアリが巣を作りやすい場所とは?対策と駆除方法を解説

シロアリが巣を作りやすい場所とは?対策と駆除方法を解説

シロアリがマイホームに棲みつき巣をつくると、とても早く増えていきます。家の木材を狙われて土台や柱をやられてしまうと、地震で家を失ったりするなど大変な目に遭ってしまいます。シロアリは、一度棲みつくとすべてのシロアリを駆除することが難しく、すぐに木材をボロボロに食い散らかされてしまいます。そのため巣を作らせないための対策はかかせません。

今回は、シロアリに巣を作られやすいと言われている場所を具体的に解説し、作らせないようにするための対策方法も一緒に紹介していきます。

シロアリに巣を作らせないために

実は日本にいるとされるシロアリの主な種類は、アメリカカンザイシロアリ、イエシロアリ、ヤマトシロアリです。

シロアリの巣というと床下というイメージがありませんか?その通りです。シロアリは、湿気がないと生きられないため、ほんわりと暖かさがこもりやすい床下は最高の住処になります。人から見えにくいこともシロアリにとっては良い条件です。部屋や家の周辺に羽アリを見かけたり、虫が増えてきたと感じた時には、まずは床下を怪しいと思っても良いでしょう。

実はシロアリが棲みつくのは床下だけではありません。家の周りの環境によっては、思わぬところが被害にあっている可能性がある場合もあります。シロアリに巣をつくられないようにするための環境の作り方を説明します。

段ボールの箱

シロアリは木材を食べているイメージから、なんとなくしっかりとした木を求めているように感じる方も多いのではないでしょうか。シロアリは木材だけではなく、段ボールも大好きです。

段ボールは外に放置していると適度に水分を含み、多くの害虫にとって棲み心地が良い場所となります。しっかりとした木の柱などではなくても、狙われてしまう可能性があるため外おきの段ボールには注意が必要です。

おしゃれで飾っているウッドデッキ


DIYブームで外におしゃれな木材で、ウッドデッキや目隠し、BBQ用の小屋などをたてる人が増えています。木材の製品はお家の外観をおしゃれな雰囲気に変えてくれますね。

外に出しているおしゃれな木材製品は、塗装をしたり定期的に確認をする必要があります。また、シロアリを寄せ付けない対策をしているでしょうか。家の柱はしっかりと対策をしているという場合でも、外においてある木材が手入れされていないとそこで増え始めます。

特に危険とも言われているのは、古いウッドデッキです。薬剤の効果がすでに薄れている場合があり、ちょうど良い湿気や棲み心地の良さがあればすぐ狙われます。床が抜け落ちたりする前に、ウッドデッキを点検してみてください。自分では思ってもみなかったところに、シロアリがいるかもしれません。

自分でできるシロアリ対策

シロアリには、専用の薬剤を使うことで被害が小さいうちなら自分で処理することが可能です。インターネットで検索してみると、自分でシロアリ駆除をしてやり方を紹介している人がいますね。シロアリを自分で何とかしようと考えている人は、きちんとやり方を確認したうえで行ってください。注意点も一緒に説明します。

 

バリア工法

バリア工法は、薬剤を木材や土壌に塗布しておくことでシロアリを寄せ付けない工法です。具体的には、床下に潜るなどをして処理が可能な木材に薬剤を塗布します。ただし、シロアリ用の殺虫剤は、その効果の持続性がとても短いことも考慮し定期的に薬剤を塗布し続けなければなりません。

もし既にシロアリが生息している場合は、その木材に穴を開けてそこから薬剤を注入していきます。目に見えない木材の中に潜んでいるものまで駆除ができるため、すでに増えていてどうしたら良いのかと困っている方はこの方法が早いです。
ただし、薬剤が巣全体に行き届くとは限らないため、被害が止まらないこともありえます。巣の位置を特定し処理することができなければ完全な駆除にはなりません。

ベイト工法

もう一つの巣を作らせない方法として、毒エサを使い駆除していくベイト工法があります。
この方法を上手に活用できれば、マイホームに侵入される前に毒エサでシロアリの駆除を行えます。
マイホームの周辺に定間隔でシロアリを誘引するベイトを仕掛け、シロアリが好むような薬剤を摂取させ、死滅させるというやり方です。
一般的なベイト工法では、シロアリがベイト内のエサを食べ始めないと毒エサを仕掛けられないため、ベイト工法は時間を要します。また、定期的に点検を続け、毒エサへの交換が必要になるため永続的に手間がかかります。また、面倒だからといって業者に委託すると費用がかさみます。

自分で駆除するときの注意点

シロアリに対して自分で駆除を試みるときは、注意しましょう。シロアリの駆除業者は、何かあったときのための保険に入っていたり、防護服などの対策や装備があります。知識がない状態でシロアリ対策にのぞみ、けがをしてしまってはシロアリ駆除以上に費用がかさんだり精神的にも大変です。

シロアリの駆除を自分で行うときに気を付けることは2つ。この注意事項をきちんと確認してから行ってくださいね。

自分で駆除する場合はアレルギーに注意

自分で駆除するときには、体調の良いときに行いましょう。またアレルギーや基礎疾患など身体の状態によっては自分での駆除はおすすめできません。薬品はシロアリがすぐに死んでしまう程の強いものでもあるため、健康状態に不安を感じている方には刺激が強く感じてしまうかもしれません。シロアリ駆除の薬剤には特有の臭いもあるため、後から気分が悪くなるリスクも覚悟しておきましょう。

1回駆除したからといって永遠ではない

シロアリを発見して薬剤で死滅させたら安心かというと、ずっとは続きません。その年はまだ薬剤の効果が持続しているため問題ないのですが、時間が経過すると薄れていきます。

業者が使う薬剤はだいたい5年ほど効果が持続するといわれていますが、そのくらいを目安に再処理やメンテナンスをしておかないと同じ場所にシロアリが発生してしまう可能性もあります。

もともと居心地が良い場所だと感じて数が増え、巣ができてしまった場所でもあるので、何もしないと確実にまた棲みつくかもしれません。

完全にシロアリ駆除したいなら業者にお任せ

シロアリを完全に駆除したいなら、業者に対応をお願いするのが一番良い方法です。シロアリ駆除を以前にやった後気分が悪くなって非常につらい思いをしたという人は少なくありません。
日本で行われてきた殺虫剤によるシロアリ対策には、農薬系の合成殺虫剤が使われていて多くの健康被害が報告されています。そうした経験があると、業者に対する不信感を強くお持ちの方も多いことでしょう。しかし、最近のシロアリ対策なら大丈夫、シロアリ防除業界も進化しています。気分が悪くならないおすすめの方法を紹介します。

駆除した後も気分が悪くなりにくいホウ酸処理

体にも安心で臭いがないホウ酸を使用したシロアリ対策は大変おすすめです。シロアリだけでなく、木材が腐食してしまうことに対しても効果を発揮させてくれるため一石二鳥です。

腎臓を持っている人間をはじめペットなど哺乳類も、ホウ酸を摂取しても安心です。
万が一摂取してしまっても、体に影響なくしっかりと腎臓を通しておしっこで排出されます。

さらに、合成殺虫剤のような効果が5年前後までしか持続しないという期間限定ということはなくずっと持続します。年数に応じて薬剤が薄まっていくというのもないため、安心して使えるのです。

 デメリットもあります

魅力的なホウ酸処理ですが、デメリットとなってしまう部分もあります。
それは、「すぐに効果が現れにくい」ことです。もうすでにシロアリの数が増えすぎてしまっている時には、慌てて塗っても駆除に時間を要する他、ホウ酸を処理した部位にいないシロアリには効果はほとんどありません。
また即効性がないため一刻を争うような時には待ちきれないでしょう。

まとめ

シロアリが巣を作ってしまうような狙われやすい場所はよくチェックするようにしましょう。家の周りや庭に余計なものは置かないのもポイントです。
シロアリは一度増えると素人では対処できません。完全に駆除したいのであれば専門業者に頼むことが一番です。
シロアリに悩むときは、プロの技で駆除してくれるシロアリポリスがおすすめです。住んでいる地域で優良なシロアリ駆除業者を紹介してくれます。これはシロアリか?と悩んだ場合は、同じくシロアリポリスの昆虫同定サービスがおすすめ。シロアリの種類を特定し対策を一緒に考えてくれます。

シロアリの巣は一度作られてしまうと、完全に駆除するまでに時間がかかります。被害は目に見えにくいところなので、シロアリポリスは相談だけでも受け付けます。ぜひ一度住まいの確認をしてくださいね。