羽アリが発生する時期はいつ!適切な対処法は?
季節が変わるときに、見かける黒いかたまり・・・それは羽アリです。部屋の中で羽アリを見かけたことはありませんか。
家の中で羽アリを見かけたときは、どこかに巣を作り、大量に発生してしまうかもしれません。大切な家から羽アリなんて、気持ち悪いですね。
羽アリを見つけた時は、種類が大切。本記事では、羽アリが発生しやすい時期、特徴について解説します。
羽アリが発生しやすい時期はいつ?
羽アリは、一年中活発に飛来しているといったイメージを持つ方もいるかもしれません。羽アリが空に現れる時期は春先から秋頃がほとんど。
羽アリが活発になる時期を知っておくと適切なタイミングで対処することができます。
季節を知ると羽アリの種類が特定できます。効果的に駆除するために羽アリの飛来時期、種類をまとめました。
羽アリが出現するのは4月~9月頃
羽アリが活発化する時期は4月〜9月頃。暖かくなるこの時期は、温度や湿度が高くなります。
羽アリにとって春から秋の季節は活動しやすく、どこでも入り込みます。その中でも自宅内や木材等に巣を作り、大量に発生してしまうのがシロアリです。
シロアリを駆除せずにそのまま放置してしまうと、住宅に使用している木材を食べてしまいます。大量に羽アリが出現した場合は、放置せずに対処しないといけません。
羽アリへの対処とは!
大切な住まいを守るために定期的に自宅内を点検してシロアリ対策をする方も増えています。シロアリは、4月〜5月頃に大量に発生するケースが多く見られます。
羽アリが発生してから慌てて専門の業者に駆除を依頼する方も少なくありません。業者によっては、忙しくてすぐに来てもらえないこともあります。
羽アリがすみつき、基礎などを食い荒らしてしまうと住まいの修繕費がかさんでしまい莫大な金額になることも。シロアリの入り込んだ場所によっては、大掛かりな工事が必要なこともあります。
シロアリを見つけた時にはできるだけ早く対処することをおすすめします。
住まいのチェックポイント
シロアリは、家の基礎部分の木材、柱、天井などにも巣を作ります。ほかにも昔ながらの風呂場やトイレなど水回りに発生します。
壁内や床下のほか、タイルの隙間など普段目の届かない場所に巣を作ってしまう場合もあります。シロアリ対策をしっかりと行いたいのであれば定期的に点検を行うと良いでしょう。
6月~7月頃に発生する羽アリに要注意
6月〜7月頃の夜間に飛び立つ羽アリは、イエシロアリ。このシロアリは木材を食べるため注意が必要です。
高温多湿を好み、光のもとに集まる習性があるのも特徴です。
体の大きさは、10mm程度。他の羽アリよりも大きな見た目です。
羽アリを寄せ付けない環境づくり
イエシロアリを自宅内で見つけた時には、早急に駆除し、寄せ付けない環境を作ることが大切です。
・地面に木材を置くのをやめること
・雑草を抜くこと
・自宅から漏れる光を抑えるために蛍光灯を変えること
・遮光カーテンにすること
こうしたちょっとした意識で、シロアリを見かけなくなったという人も。イエシロアリが好む環境を崩すことも効果的なので試してみてはいかがでしょうか。
長い期間発生する羽アリは?
4月〜10月頃によく見かける羽アリは、黒アリです。羽アリの一種である黒アリは、アメイロアリやクロオオアリ、クロヤマアリなどさまざまな種類に分かれています。
黒アリが、自宅内に発生することは少なく、主に家の外に多くみられます。羽の付いた黒アリは、長期間にわたって発生しやすいのが特徴。
黒アリへの対処法
黒アリは、シロアリと同様に人の生活に悪影響を及ぼすため、適切な方法で対処することが欠かせません。人を刺すこともあり、痛みを感じることや皮膚の腫れなどさまざまなトラブルに見舞われやすくなることもあります。
黒アリの中でも7月の暑い時期に発生するのがルリアリです。
ルリアリは、光沢のある黒い体を持ち、体長は3mm程度。
九州地方など暖かい地域で見かけることが多いです。
ルリアリは電子機器の内部やティッシュの箱の中に巣を作ることがあります。女王アリに対処しない限り、大量に発生します。
羽の付いた黒アリを見つけた時には、大きなトラブルに見舞われてしまうことがないように早期に対策することが大切です。
全国各地で9月頃に見られるサクラアリ
9月頃に活発化するのは、サクラアリ。全国で発生します。
淡い褐色の黒アリで、体が小さいのが特徴です。小さいアリを見かけた時には、サクラアリかもしれません。
また、このほかにも大きな体が特徴のクサアリモドキやムネアカオオアリなど大量発生しやすい黒アリも多く存在するため、羽の付いた黒アリを見かけたら羽アリの駆除を専門に行う業者に相談すると安心です。
羽アリを見つけたらどうする?
自宅内で羽アリを見つけると多くの方がどのように対処すれば良いのかわからず、そのまま放置してしまいます。長期間にわたり羽アリを放置してしまうと、住宅が倒壊するような事態に。大きなトラブルになる前に行うべき羽アリ対処法を紹介します。
掃除機やポリ袋を使って対策
発生した羽アリが少ない場合は、自分で対処できます。このとき、駆除の強い味方になってくれるのが掃除機やポリ袋です。
・掃除機で直接吸い込むこと
・羽アリが発生している場所にポリ袋をかぶせておびき寄せる
これらの方法は、あくまでも応急処置です。業者に駆除してもらう前に対策できます。羽アリを死滅させることで、新たに巣(コロニー)を形成させないことになるため、新たな被害をおさえることもできますね。
業者が行うおすすめ処理方法
シロアリの羽アリ駆除には、殺虫剤が即効性もあり有効ですが、殺虫だけでは再発もありえます。プロの一押しはホウ酸を使うシロアリ対策です。
ホウ酸を使った羽アリ対策は、効果が長期間持続するほかにも安全性が高いといった点が挙げられます。
ホウ酸のデメリットは、水に弱いこと。そのため屋外のように、風雨に曝さらされている部材には使用することはできません。このように場所によっては、処理できないこともあるので、覚えておいてくださいね。
駆除業社の選び方
シロアリ駆除業者では、安全性の高いホウ酸処理を行うサービスを提供するところが増えています。シロアリ駆除にホウ酸処理を行う時は、メリットを最大限に活かすために実績が豊富な専門の業者の力に頼ってみると良いでしょう。
まずは口コミを参考に、複数社から見積もりを取ってみると相場がわかります。
また、ホウ酸処理の専門的な知識を持ったスタッフが在籍している業者を選ぶと安心です。
悩んだときには、シロアリポリスにアクセスしましょう。シロアリポリスでは、サービス内容はもちろん、費用においても良心的なシロアリ駆除サービスを提供する専門業者を紹介します。
まとめ
羽アリは、シロアリだけでなく黒アリもいます。大量発生すると気分が良くないですね。羽アリは、それぞれ発生する時期が異なります。一度発生すると、毎年羽アリに悩まされることもあります。
羽アリは素人での根絶は非常に困難。羽アリをみつけたときには、専門業者に任せましょう。業者が来る前に羽アリは発生時期で種類を判別できます。羽アリの情報は大切です。種類に適切な方法で対策することが必要です。
シロアリポリスでは、羽アリ駆除を得意とする専門業者を探せます。羽アリで困った時にはぜひ活用ください。
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