東京でシロアリ駆除をしたいなら
東京はビルが立ち並ぶ、コンクリートジャングルの都会のイメージがありますが、実際には一戸建てや木造アパートをはじめ、年季の入ったマンションや団地なども多いです。
そのため、シロアリが気になるご家庭も多いことでしょう。
もっとも、東京にはシロアリ業者の数も多く、どのように業者選びをすれば良いのかお悩みの方もいるかもしれません。
この記事では、東京でのシロアリのリスクとシロアリ駆除方法、業者の選び方などについてご紹介していきます。
東京の一戸建てにおけるシロアリのリスク
東京はビルやマンションばかりのイメージがあります。ですがよく見ると木造一戸建て住宅も多いです。
通勤や通学などで主要となる駅前や商業エリアはマンションの割合が多いですが、港区や中央区、渋谷区や新宿区などビルしかないとイメージされる場所でも、木造住宅は存在します。
昔ながらの下町エリアには、築年数の経過した古い木造住宅も多いです。高級住宅街でも邸宅といったデザインの大きな木造住宅が建っています。
シロアリは基本的には木を好み、木を食べる害虫ですので、木造住宅におけるシロアリの危険性は高くなります。
高温多湿な場所は要注意
東京のような都会でシロアリなんて発生するのかと思われるかもしれません。
シロアリは高温多湿な場所を好み、そういった傾向を持つ立地をはじめ、お住まいの中でも場所によっては要注意です。
東京の場合、住宅密集地が多く、庭がなく、住宅と住宅が近接しているケースが多いです。建物や塀が密接していることで空気の通りも悪くなり、日差しが遮られるなどして日陰となり、ジメジメした湿気が溜まる場所も増えます。
周囲にビルや高層マンションなどが建つと、その分、日照時間が限られてジメジメする場合も少なくありません。
東京は冬はやや寒いとはいえ、春から秋の気温を中心に年間を通じてシロアリは活発に活動でき、真冬でも動きは鈍くなりますが生きることができる温度です。
床下やお湯を使うお風呂場の下や周辺などは高温多湿になりやすく、シロアリが棲みつきやすいので注意しておきましょう。
新築や邸宅も注意
「うちは新築だから大丈夫」「うちは高額な費用をかけた邸宅だから大丈夫」と軽視していると、思わぬ被害を受ける場合もあります。
外気と室温の温度差が大きく、冬場に結露が生じるようなお住まいや床暖房を入れていて床下に温もりが伝わるようなお住まい、お風呂場が広く、お風呂の熱気が広範囲に伝わるようなお住まいは気を付けましょう。
もちろん、シロアリ対策として防蟻剤を定期的に散布しているお宅やシロアリ防除作用のある建材を用いるなどをされている方も多くいらっしゃるでしょう。
その場合でも、照明器具などに群がる羽アリを見かけたら要注意です。
光を好む羽アリは、家を食い散らかすパワーが強いイエシロアリの可能性があるためです。
イエシロアリは、元のコロニー(本巣)とは別に、床組の間、柱間にも第2コロニーと呼ばれる分巣を作ることができ分巣を拠点に構造材を食い散らかすことができます。
どんどん卵を産んで孵化する繁殖能力が高い種類です。
巣が飽和状態になると羽化した羽アリが、新たなコロニーを形成すべく、一気に飛び立つことがあります。
つまり、マイホーム内外の照明に羽アリが集まってきているということはマイホーム内もしくは周囲にコロニーがあり、新たにコロニーを形成してしまう危険性があります。
換気のために窓を開けたり、梅雨時期から初夏にかけての夕方や夜間に室内に明かりをつけるときには注意しましょう。雨戸の開け閉めなどの時間に家の中に侵入してくることがあります。
窓の開け閉めに注意する、網戸はできる限り網目の小さなものを使う、光が漏れないよう遮光カーテンをしっかり閉める、ブラインドで遮光するなど、シロアリが入り込まないための対策も必要です。
東京の集合住宅におけるシロアリのリスク
東京は一戸建ての住宅密集地をはじめ、アパートやマンション、団地などの集合住宅や賃貸住宅も多いです。
こうした住宅もシロアリの危険はあります
木造アパートは要注意
木造アパートの場合、基本的にシロアリのリスクは木造一戸建てと同様です。定期点検などもしにくいので、知らぬ間に、シロアリ被害が拡大しているおそれがあります。
賃貸している部屋の調査はしにくいことが多いため、共用部分や外側から床下を点検するなど、対策を考えなくてはなりません。
築年数が経過している場合は特に注意が必要です。
賃借人が入れ替わるタイミングで、ハウスクリーニングやリフォームするのに合わせて、シロアリ点検や調査を行うなど、賃貸住宅の価値を守るために計画的な取組を行いましょう。
アパートがシロアリでボロボロになれば、人に部屋を貸せなくなります。賃貸収入も入らなくなるので、大切な資産を維持するためにも定期的なメンテナンスを行いましょう。
古い団地やマンションも注意を
コンクリート造の団地やマンションでは、シロアリは発生しないと思われています。
確かに木造と比べれば極めてリスクは低いですが、もっとも、築年数が経った古い団地やマンションなどは、気にかける必要があります。
コンクリートにあるわずかな隙間から床下に侵入し床材を食べたり、外壁面に蟻道を形成、窓枠から侵入してきたりもします。また、外来種のアメリカカンザイシロアリは飛翔して室内に侵入、木製家具内に直接巣を作ることもあります。
フローリングに古本や雑誌、新聞などを積み重ねたまま放置し、ホコリや湿気が溜まっているなどの場合は注意しましょう。畳の場合は、さらに気を付けておきましょう。
羽アリは窓や玄関を開けた時や、網戸の網目をすり抜けて入り込む場合もあるため、コンクリート造だからといって、油断してはいけません。
このように、たとえ最新鋭の高層マンションであってもシロアリの被害にあうリスクがありますので日頃から注意をしておきましょう。
東京におけるシロアリ駆除の方法
東京では隣家と密接した住宅や気密性の高い住宅が多いです。
そのため、シロアリ駆除の方法も、人間や動植物にとって安心であることが大切です。
シロアリ駆除をするということは、生物の命を奪い、棲みつかなくなるようにさせるという強力な対策を採るということになります。
使用する薬剤によっては、人間やその他の動植物にも影響を与えかねません。
シロアリには有効でも、人間やその他の動植物には害が及ばないような方法を採るのがベストです。
気密住宅のリスク
気密性が高いと、床下に揮発性のある薬剤を使用し噴霧してしまうと後から成分が室内に蔓延します。
すると、化学物質アレルギーを起こしたり、体の小さなペットや子どもなどが薬品成分で具合が悪くなってしまうリスクがあります。
室内の空気が、薬剤処理されて揮発成分を含んだ空気になってしまうことは非常に危険です。
ホウ酸処理が安心
東京の住宅事情にはホウ酸処理が安心です。
ホウ酸はものもらいなどの消毒にも使われ、殺菌作用などが期待できる自然素材となります。
化学物質過敏症などのリスクがなく、持続期間も長いので、コストパフォーマンスが高いのも魅力です。
まとめ
都会である東京でも木造住宅は意外に多く存在します。しかも家同士の距離が近くシロアリが好む高温多湿の環境になるケースが多いです。
近年増えている断熱性や気密性の高い住宅も、シロアリは好みます。
コンクリート造のマンションや団地だからといって、油断はしないようにしましょう。
東京の住宅事情を考えれば、人体や動植物への影響がなく、しかも持続性の高いホウ酸処理によるシロアリ対策が安心です。
東京でシロアリ駆除業者をお探しの人は、安心のホウ酸処理ができるシロアリポリスがおすすめです。
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